H17年度定時総会&産官学連携姫路フォーラム

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平成17年度定時総会及び産官学連携姫路フォーラム&10周年記念式典・祝賀会

~播磨の未来を拓く~

日時:平成17年5月13日 10:00-20:00 
場所:姫路商工会議所 2階大ホール、2階会員ロビー
参加総数 344名

≪全体プログラム≫

 ◎パネル展示 (2階ロビー)10:00-18:00 
     ☆兵庫県内の各種ものづくりに関する受賞企業

★平成17年度定時総会
 11:10~11:13 来賓ご紹介          
 11:13~11:20 挨拶と運営方針発表/柴田会長
           (議長選出)
 11:20~11:25(第1号議案)H16年度事業報告         
 11:25~11:30(第2号議案)H16年度会計報告
           (監査報告、質疑応答、承認)

 11:30~11:33(第3号議案)組織及び会則改定(案)の件
                    (質疑応答、承認)

11:33~11:38(第4号議案)H17年度事業計画(案)
 11:38~11:43(第5号議案)H17年度予算(案)

                    (質疑応答、承認)

 11:45     総会終了

  (12:00~12:40 昼食・移動・休憩)

★産官学連携姫路フォーラム/開会式   司会 西口 紗矢

 13:00 開会の辞  挨拶 姫路市長      石見利勝氏
           挨拶 中播磨県民局長   岡本 坥氏
           挨拶 兵庫県立大学副学長 鈴木 胖氏

 ◎フォーラム/第一部 事例発表 

 テーマ:産官学連携の事例から学ぶ
 <発表者>
 13:35~13:55「産・官・学を全活用し商品開発した事例」
         アークハリマ株式会社社長 柴田和久氏
 14:00~14:20「はりま産学交流会入会より10年で急成長を果たした事例」
         株式会社ユメックス社長 千木慶隆氏
 14:25~14:45「倒産のどん底から産学連携技術でよみがえった事例」
         株式会社白田製作所社長 白田良晴氏
 14:50~15:10「地域密着型公立大学の先駆的産官学連携の取り組み事例」
         兵庫県立大学産学連携センター長 畑 豊氏 
 15:15~15:35「中小企業の主体的かつ組織的な活動による産・学・官交流の事例」
         はりま産学交流会副会長 大西秀憲氏

 ◎フォーラム/第二部 パネルディスカッション
 15:50~17:50
 コーディネーター 吉岡昭一郎氏
          (財)ひょうご産業活性化センター 総括コーディネーター

 パネリスト 株式会社白田製作所代表取締役社長  白田 良晴 氏
       株式会社ユメックス代表取締役社長  千木 慶隆 氏
       はりま産学交流会      会長  柴田 和久 氏
       兵庫県立大学姫路産学連携センター
                  センター長  畑  豊  氏

 17:50~17:55 閉会の挨拶 兵庫県立大学副学長  鈴木 胖 氏

     (休憩・ロビーにて ウェルカムドリンク)

★はりま産学交流会10周年記念式典&祝賀会

  Ⅰ.記念式典

    18:15 主催者挨拶 はりま産学交流会会長  柴田和久
 
    18:20 ご来賓祝辞  姫路市長       石見利勝様
               姫路商工会議所副会頭 齋木俊治郎様
     
    18:30 功労者感謝状贈呈(5名)
         代表ご挨拶 姫路経営者協会最高顧問
               グローリー工業(株)相談役 松下寛治様

    18:40 ご来賓紹介

    18:45 特別賛助会員の紹介 姫路信用金庫理事長 三宅知行様

  Ⅱ 祝賀会
          
      乾杯   (財)ひょうご科学技術協会理事長 川口 悟様

      アトラクション              Ryuma/龍馬

      
          (交流のひととき)

         
    20:00 中締め はりま産学交流会副会長 中村隆弘

        終了

主催: 産官学連携姫路フォーラム実行委員会(姫路商工会議所、姫路市、
    兵庫県中播磨県民局、兵庫県立大学)
共催:(財)ひょうご科学技術協会、はりま産学交流会
後援:(財)新産業創造研究機構、兵庫県立工業技術支援センター 

 

         はりま産学交流会10周年にあたって
        ~ご尽力いただいた方々に感謝を込めて~              
                 
 平成7年当時、当地の中小企業もバブル崩壊以降の産業の空洞化やデフレの進行などで、深刻な構造不況に陥っていました。この状況を脱するためには、何としても自社独自の商品開発や技術開発、そのための人材開発が不可欠でした。
 そこで大学のシーズの中に自社商品開発のヒントを求め、企業ニーズを具体化するために大学の技術力や総合力、情報ネットワークを活用すると同時に会員間の交流、ネットワークの構築を目指して26社が集い「姫路産学交流会」が誕生しました。
 そのスタートとしてパネルディスカッションを開催したのが1995年5月、まだ産学連携という言葉が一般的でなく周囲の理解もほとんどない状態での船出でした。

 しかし、姫路経営者協会の松下会長(当時)は、直ちにその重要性を認識され、経協をあげて支援体制をつくり、また姫路市から最大級の協力も取り付けられ、日経連(当時)では当会の活動を紹介していただき、その存在を全国に広報されるなど駆け出しの団体を、しっかりとした組織に導いていただきました。
もちろん産業界だけで産学交流ができるわけはなく、姫路経営者協会の植木専務理事(当時)は、さっそく同窓である姫路工業大学工学部の岩崎助教授(当時)を通じて三軒工学部長(当時)に学内のとりまとめを依頼していただくなど精力的にご尽力されました。
 三軒工学部長は、多くの先生が産学連携に疑問と抵抗感を持ち、地元中小企業相手の連携など想像外の状況下で、学内において地元中小企業との連携はこれからの大学に不可欠として奔走されました。
その間、植木専務には、行政からの協力・支援を得るためのしっかりとした中期や年度の計画書や財政的裏付け、さらには委託契約書の作成などに手腕を発揮され、会の基礎を築いていただきました。
 しかし現実は厳しく、先生方は大変多忙で、訳のわからない団体に割く時間はないと冷ややかな対応でした。そこで岩崎助教授は、1人1人の先生に交流の重要性、さらに当交流会の熱意、意欲を訴えられ、当会への参加を要請していただき次々と交流が生まれることとなりました。
その間の労は並大抵ではなかったと推察できます。
 そして姫路経営者協会の三木部長(当時)は、産学交流会事務局としてさまざまな手続き、渉外を担当して下さり、円滑な会の運営に誠心誠意ご尽力いただきました。
とりわけ、設立当初のパネルディスカッション開催では、無理をお願いしたとはいえ楽しみにされていた北海道のツーリングを中止してまで準備に奔走してくださったのには、今でも本当に感謝に堪えません。

 その後、当会の活動は地域を拡大し、名称も「はりま産学交流会」となり、関係諸団体の熱い支援を得て100余の会員に成長致しました。
これもひとえに、当初お骨折りいただきました皆様をはじめ、関係各位のご尽力のお蔭と深く感謝申し上げる次第でございます。

                       平成17年5月13日
                        はりま産学交流会
                         会長 柴田和久

    ★感謝状をお贈りした方々★

 姫路経営者協会最高顧問  
 グローリー工業株式会社相談役  松下寛治様

 姫路工業大学工学部名誉教授   三軒 齊様

 元姫路工業大学工学部教授    岩崎 源様

 元姫路経営者協会専務理事    植木捷夫様

 元姫路経営者協会管理部長    三木 薫様

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  10周年記念式典報告      

              報告者 山口政勝(10周年記念事業委員長)

 さる5月13日(金)、午前の総会に続き、当交流会が企画し姫路市、県立大学、会議所の三者の主催による「産官学連携姫路フォーラム」、
続いて当交流会の「10周年記念式典・祝賀会」が姫路商工会議所で行われた。

フォーラムには、各地から300名を越える来場者があり、会場は立ち見が出るほどの熱気に包まれた。もちろん内容は私達が願っている通り、実体験に基づき共感を得るもので、いずれの発表も、一つの形になるまでの道程は決して平坦ではないこと、そしてそれぞれの方々のものづくりへの熱い想いが示され、聴衆は大いに魅了された。

続いて会場の模様替えをして10周年記念式典である。
模様替えの間には、会場の外には、関係する公共団体や大学あるいは地場企業の数々の取組みが展示され、私達の活動が、地に足を付けた確かなものであることを紹介した。
式典には200名をはるかに越える方々が参列され、各界の代表から私達が地域で果たしてきた役割と足跡に対して賞賛の声があがった。
フォーラムでの事例発表、パネルディスカッション、パネル展示、式典での祝辞などを総合すると、はりま産学交流会の果たしてきた役割は、私が想像する以上に偉大でたくましかったといえる。これを機に一層の飛躍が期待されていることを感じた。

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