10月分野別研究会

平成14年度事業報告へ戻る

10月定例会・分野別研究会

10月分野別研究会は環境人間学部の先生が身近な問題を取り上げ、日頃研究されている内容を参加者に理解できるように専門的な言葉ではなく、雑誌等に出ているような興味を引く話題を中心に話して下さったので、解りやすかった。今回は一般の参加者も多数あり質問もたくさん出ました。当日の時間配分についても、活発なご意見等で大変スムーズに進行できました。
第Ⅰ分科会・・・・601号室
 (1)15:00~15:55「健康と快適な住まいの環境」
助教授 土川忠浩先生
近年の住宅の高機能化と人体の健康性・快適性との関係について解説された
 (2)16:00~16:55「広告デザインとコンピューターグラフィックス」
教授 関 哲洋先生
広告デザインで使用されているコンピュータグラフィックスを取り上げ、
いくつかの事例を紹介しつつ、その使用のメリットについて話された

 (3)17:00~17:55「車なしで暮らせないか」
教授 松本 滋先生
脱クルマが大きな課題となる中で、ヨーロッパではカーフリーハウジングの事例が数多く試みられている。それらを紹介しながら、その条件、日本での可能性を話された

第Ⅱ分科会・・・・602号室
 (1)15:00~15:55「環境物質と生体ー生活習慣病と食用植物機能性成分」
助教授 平松直子先生
野草やハーブ類など古くから健康によいと人々に親しまれ利用されて来た日本の伝統的食用植物が発ガン物質に対して、変異原性を抑制する性質があることを見出していることまた、ヒト細胞培養系を用いた動脈硬化抑制因子に関する実験方法を取り入れ、これらの植物の新たな機能性を見出すことも計画していることを話された            
   
(2)16:00~16:55「フロン規制をめぐる最近の動向」
助教授 山村 充先生   
オゾン層保護のためにクロロフルオロカーボン(CFC)、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)などが規制され、さらに代替フロンの一種であるハイドロフルオロカーボン(HFC)が京都議定書で規制対象とされた。
本年10月にはフロン類回収破壊法が全面施行され自動車および業務用冷凍
空調機器からのフロン類の回収・破壊が始まる。最新の動向について話された

(3)17:00~17:55「大気環境の対策」
教授 河野 仁先生
地球温暖化の現況と対策に焦点をあてて話して下さった。対策の中では、太陽光発、風力発電、公共交通機関の話。風力発電は日本とデンマーク の比較等、太陽光発電は実際の発電データを紹介して下さった。

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional