定時総会21世紀を生き抜く

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4月度 特別講演会

定時総会21世紀を生き抜く

姫路商工会議所 本館501ホールにて 平成13年4月12日(木)に開催しました


姫路産学交流会主催 特別講演会 
<講師> 株式会社コーナン・メディカル
       代表取締役社長 池上 吉藏 氏


株式会社コーナン・メディカル

「こんなものが欲しい」「あれば便利」という人々の願い。
何事にもとらわれない自由な発想、創造性。
教室サイズの柔軟な企業組織。
自社技術に頼ることなく世界の優れた技術を結集する力。

戦後まもなく、アマチュアカメラ同好の士が集まってカメラの研究をはじめ、開発した小型カメラの特許収入をもとに会社を設立。以来大手光学機器メーカーの研究開発を受託し、小型アマチュアカメラの発展に大いに貢献してきましたが、その間、産業機器、情報機器そして医用機器の分野にも進出し、「人間の眼」の動きをする機器の研究開発を手がけてきました。

1970年に「大量生産から多品種少量生産の時代になる」と時代の先を読み、事業の中心を光学機器の受託研究から手術用顕微鏡、角膜内皮細胞撮影装置などの医用光学機器の少量生産販売へと移行。一千人に一人、一万人に一人というごくわずかな人たちが必要とする、少量でも社会に役立つ製品に焦点をあて、次々と開発に成功し社会に送り出してきました。現在は、オプトメカトロニクス技術を基盤として、国内のみならず、欧米
の科学者や研究者たちとの共同研究開発を積極的に進めています。

さらに「ISO9003」ならびに「CEマーク」も取得し、信頼性がより高まりました。 
そしてこの2001年という新世紀のスタートに、コーナングループ医用機器販売会社と合併し、社名も「株式会社コーナン・メディカル」と変更しました。新しい世紀に更なる飛躍を期し、より一層の質の充実とサービスの向上を図ってまいります。

〔設立〕 1951年12月 (創業名:(株)甲南カメラ研究所、旧社名:(株)コーナン)
〔資本金〕 4610万円
〔従業員数〕 53名
〔事業内容〕 オプトメカトロニクス(光学、機械、電子の融合技術)による医用機器、情報機器、産業機器の研究開発・生産販売ならびに輸入販売

池上 吉藏(いけがみ よしぞう)氏
株式会社コーナン・メディカル 代表取締役社長
1931年8月26日生まれ 兵庫県出身
〔経歴〕 1956年 甲南大学経済学部卒業後入社 1975年 社長就任
〔受賞〕 1970年 科学技術庁長官賞、恩賜発明賞受賞
     1971年 紫綬褒章受章
      1988年 発明協会発明実施功績賞
     1999年 特許庁長官賞
〔民間団体歴〕 兵庫県発明協会副会長、西宮商工会議所常議員、兵庫エレクトロニクス研究会副会長、甲南学園評議員・常任理事 ほか
         

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