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7月創造例会のご案内


例会レビュー

img7月例会レビュー

  • 場所:姫路商工会議所 本館6階605(開会・発表・交流)
                502・503・601・602・603・604(分散会)
  • 日時 平成24年7月20日(金)受付12:30 開会13:00

研究を始められた動機は?研究内容と商品化の関連は?発表の先生方と親しくひざ詰めで問答ができる例会です。

参加者にとっては、まさにものづくりの発想(ヒント)を得る創造の場になることでしょう。

スケジュール

受  付
 12:30~
〈605前〉
開  会
 13:00~
研究紹介
 13:15
① 13:15~13:35 中村龍哉先生(県立大)
② 13:40~14:00 清水克彦先生(鳥取大)
③ 14:05~14:25 井上博史先生(府立大)
④ 14:30~14:50 岩崎光伸先生(近畿大)
⑤ 14:55~15:15 南秀人先生(神戸大)
⑥ 15:20~15:40 竹下博之先生(関西大)
分散会
 16:00~16:50
502号室 (神戸大・・・南先生)
503号室 (関西大・・・竹下先生)
601号室 (近畿大・・・岩崎先生)
602号室 (府立大・・・井上先生)
403号室 (県立大・・・中村先生)
604号室 (鳥取大・・・清水先生)
交流会
 17:00~
(605) 各講師を中心に交流
中締め
 18:30 

発表内容

①中村 龍哉 教授
 (兵庫県立大学/大学院工学研究科電気系工学専攻)

 テーマ:「リチウムイオン電池の現状と課題」

概要:原子力発電所の事故以来、環境負荷の少ない発電技術とともに蓄電技術へも関心が集まっており、それに伴って高性能の蓄電池であるリチウムイオン二次電池に対する要求もますます高まっている。このリチウムイオン二次電池の性能は、正極材料に負うところが大きい。そこで、このリチウムイオン二次電池の現状と課題を、正極材料の観点から、我々の研究グル-プでの研究成果をまじえて平易に解説します。


②清水 克彦 教授(鳥取大学/産学・地域連携推進機構)

 テーマ:「生き物が作るシリカガラスに関わるタンパク質」

概要:海綿動物は、シリカガラスでできた骨格を作り、体を支え、あるいは敵から身を守ります。この生き物からシリカの合成に関わるタンパク質を見つけました。体の中という極めて温和な条件のもとでガラスを作る仕組みとこのタンパク質の働きについてお話しします。


③井上 博史 教授
(大阪府立大学/工学研究科 物資・化学系専攻 応用化学分野)

 テーマ:「全個体電気化学デバイス用ヒドロゲル電解質の開発」

概要:電解液の漏液の恐れがなく、薄型化や小型化を可能にし、安全性も高めるという観点から固体電解質の開発が進められ、リチウムポリマーバッテリーなどが実用されています。発表者は、吸水性ポリマーなどを用いることにより水系の固体電解質(ヒドロゲル電解質)を初めて開発し、水系の電気化学デバイスへの応用を試み
ています。本講演では、ヒドロゲル電解質の特徴とそれを用いた電気デバイスについてお話します。


④岩崎 光伸 准教授(近畿大学/理工学部 応用化学科)

        
 テーマ:「ナノ発光体とその応用」

概要:希土類元素が付活されたランタンもしくはイットリウムのリン酸塩、バナジウム酸塩またはニオブ酸塩から構成された粒径5~300nmの蛍光特性がある微粒子を開発しました。このナノ発光体は紫外線を照射することにより感度よく発光する特性があり、麻薬、インフルエンザウイルス、肝炎ウイルスなどの検出に、簡便で肉眼判定も行いやすい検出発光免疫測定用試薬として応用が期待できます。


⑤南 秀人 准教授(神戸大学/大学院工学研究科 応用化学専攻)

        
 テーマ:「高分子微粒子の合成とその構造設計」

概要:高分子微粒子は,近年,エレクトロニクス,化粧品,バイオテクノロジーなどといった先端的工業分野において微粒子形態の
ままでの機能性材料として需要が非常に高くなっている。当研究室では高分子合成をベースに界面や局所場での材料創製および機能発現法の開発を追求し,新規な微粒子材料創製法の概念構築を行っている。本稿では,ラズベリー状異形高分子微粒子や結晶性無機酸化物との複合化高分子微粒子の合成などについて紹介します。


⑥竹下 博之 教授(関西大学/化学生命工学部)

 テーマ:「高容量水素貯蔵材料の研究開発について」

概要:次世代の電気自動車であるFCEVの燃料水素タンクには、現
在70MPa級の高圧水素ボンベが用いられているが、現在の自動車への要求を考慮すると、将来的には形状の制約の大きい高圧ボンベから制約の少ない低圧タンクへの移行が必須と考えられる。その為には、水素貯蔵材料の高容量化・高性能化が必要である。本研究室は、より低温・低圧で作動しうる様々な高容量水素貯蔵材料の基礎研究を実施しており、これらの材料の現在の研究開発状況について報告します。


参加申し込み

出欠登録

参加費用

  • 会員参加費用 : 無料
  • 一般参加費用 : 無料 (交流会参加の方は3,000円)
  • 体験参加費用 : 無料



お問い合わせ

姫路商工会議所本館2F 姫路ものづくり支援センター内

はりま産学交流会事務局 橋岡

Tel.079-223-6123 Fax.079-221-8898

E-Mail info@sangaku.jp

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