meeting24-5

8月創造例会のご案内


  • 場所:姫路商工会議所 本館6階605(開会・発表・交流)
                403・502・503・601・602・604(分散会)
  • 日時 平成24年8月24日(金)受付12:30 開会13:00

研究を始められた動機は?研究内容と商品化の関連は?発表の先生方と親しくひざ詰めで問答ができる例会です。

参加者にとっては、まさにものづくりの発想(ヒント)を得る創造の場になることでしょう。

スケジュール

受  付
 12:30~
〈605前〉
開  会
 13:00~
研究発表
 13:15~15:40
① 13:15~13:35 加藤敏明先生(鳥取大)
② 13:40~14:00 上杉裕子先生(神戸大)
③ 14:05~14:25 岩森正男先生(近畿大)
④ 14:30~14:50 福室直樹先生(県立大)
⑤ 14:55~15:15 遠藤達郎先生(府立大)
⑥ 15:20~15:40 田村 裕先生(関西大)
分散会
先生の発表を詳しく説明して頂ける
貴重な時間です。
 16:00~16:50
403号室 (鳥取大・・・加藤先生)
502号室 (神戸大・・・上杉先生)
503号室 (近畿大・・・岩森先生)
601号室 (県立大・・・福室先生)
602号室 (府立大・・・遠藤先生)
604号室 (関西大・・・田村先生)

交流会
 17:10~18:30
(605)
各講師を中心に交流
中締め
 18:30 

発表内容

①加藤敏明 准教授
(鳥取大学/医学部 社会医学講座 病態運動学分野)

テーマ:「運動量計の開発とその応用」
概 要:現代人の運動不足による健康被害を解消するために、必要運動量をどう確保するか、どのように運動量を把握するかが問われている。発表者は、万歩計の開発から総消費カロリー計の開発を手掛け、その応用ソフトの開発にも関わってきた。その状況を報告しながら、今後のマーケット動向について言及したい。

②上杉裕子 助教(神戸大学/保健学研究科)

テーマ:「治療や健康維持に関する効果的な患者向け説明について」
概 要:在院日数短縮に伴い、退院後の患者のQOL(生活の質)向上のため、医療スタッフからの説明・教育指導が重要になってきています。しかし、在院中や退院後の外来受診においても、十分な説明や指導を行うための時間が確保されていないのが現状です。これら諸問題を解決するために、患者への説明や教育指導を効果的に行う方策について研究に取り組んでいます。医療産業外の業種の方々とも協働し、新しいシステムの開発を実践していることなどもご紹介します。

③岩森正男 教授(近畿大学/理工学部 生命科学科)

テーマ:「共生細菌とヒトの健康―糖脂質の役割―」
概 要:ヒトの体は60兆個の細胞からなるが、ヒト体内には100兆個以上の細菌が生息している。消化管の善玉菌は糖鎖受容体を介して細菌フローラを形成し、悪玉菌からの感染防御や免疫系の活性化を行ってヒトの健康を維持している。本研究は健康維持や経口免疫寛容に果たす腸内細菌の役割の解明を目的とする。

④福室直樹 助教
(兵庫県立大学/大学院工学研究科 物質系工学専攻)

     
テーマ:「材料のナノ構造解析の実際」
概 要:薄膜材料の分析解析技術を提供して産学交流に取組んでいる。一般的な分析技術に加えて高分解能透過電子顕微鏡による格子構造観察、グロー放電発光分光法によるナノレベル表面元素分析、昇温脱離分析法による金属中の微量水素の存在状態分析を行なっており、これらの分析事例を紹介する。

⑤遠藤達郎 准教授
(大阪府立大学/大学院工学研究科 物質・化学系専攻)

        
テーマ:「ナノ光デバイス開発と医療診断への応用」
概 要:日常の健康維持・管理には、医療機関に赴くことなく簡便・迅速に健康診断が可能なデバイスが必要である。本研究では、ナノメートルサイズの微細構造から観察される光学特性を利用し、癌や生活習慣病、感染症などを簡便に診断可能なナノ光デバイスを開発した。

⑥田村 裕 教授(関西大学/化学生命工学部)

テーマ:「ゼラチンの乾式紡糸」
概 要:低負荷条件下でのゼラチン繊維の紡糸を目的として検討した結果、ゼラチン水溶液をドープ液とした乾式紡糸に成功した。本方法は高濃度ゼラチン水溶液がノズルから押し出された際、冷却に伴うゾル−ゲル転移を利用した一種のゲル紡糸法とみなせる。各種由来のゼラチンによる紡糸が可能であり、中空糸の紡糸も可能である。


参加申し込み

出欠登録

参加費用

  • 会員参加費用 : 無料
  • 一般参加費用 : 無料 (交流会参加の方は3,000円)
  • 体験参加費用 : 無料



お問い合わせ

姫路商工会議所本館2F 姫路ものづくり支援センター内

はりま産学交流会事務局 橋岡

Tel.079-223-6123 Fax.079-221-8898

E-Mail info@sangaku.jp

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