meeting25-4

7月創造例会レビュー

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鳥取大学 藤村先生
「脈派の計測及びデータの抽出を実際に行っていただきました。」

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近畿大学 武村先生
「大気圧プラズマジェットを用いた滅菌方法が新しいアプローチでした。」

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大阪府立大学 米津先生
「障がい児の補装具について、矯正ではなく協調性という新しくて興味深いコンセプトのもと、説明していただきました。」

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鳥取大学 栗政先生
「放射線を用いるガンの治療法についての話が非常に興味深かったです。」

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近畿大学 西垣先生
「圧電高分子材料について、専門知識のない方にもわかりやすく説明していただきました。」

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大阪府立大学 山崎先生
「海底鉱物資源開発という今後日本にとって大切な資源開発について説明していただきました。」

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交流が盛んに行われ、あっという間に時間が過ぎました。
新規の会員として、シールズの畑本さんから挨拶をいただきました。

7月創造例会のご案内

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  • 場所:姫路商工会議所 本館6階(開会・発表・交流)
            
  • 日時 平成25年7月19日(金曜日)受付12:30 開会13:00


スケジュール

受  付 12:30~
開  会 13:00~
研究紹介 13:15~17:15(6階605会議室)
① 13:15~13:55 藤村喜久郎 助教(鳥取大)
② 13:55~14:35 栗政明弘 准教授(鳥取大)
③ 14:35~15:15 武村祐一郎 講師(近畿大)
④ 15:15~15:55 西垣勉 准教授(近畿大)
⑤ 15:55~16:35 米津亮 准教授(大阪府立大)
⑥ 16:35~17:15 山崎哲生 教授(大阪府立大)

交流会 17:30~19:00
(701ホール)
各講師を中心に交流
閉  会 19:00 


発表内容

①藤村 喜久郎 助教(鳥取大学大学院/工学研究科)

テーマ:「生命体の優れた脳機能を模した自己組織化マップの活用事例と将来性」

概要:生命体は優れた脳機能をもつ。この講演では脳機能を模した自己組織化マップの活用事例として指先で計測された脈派による健康状態の判定、巡回セールスマン問題の解法とチップマウンタの最適化について述べる。また現在取り組み中の車載用バイノーラル音響システムの解析への適用の可能性について将来展望を述べる予定である。

②栗政 明弘 准教授(鳥取大学大学院/医学系研究科)

テーマ:「がん化学療法剤探索バイオセンサーシステムの開発」

概要:がんの化学療法や放射線治療に際して、細胞に生じるDNA損傷を鋭敏に検知するバイオセンサーの開発を目指している。DNA切断損傷に特異的に集積する53BP1タンパク質と緑色蛍光タンパク質GFPを融合させ、がん細胞に導入してセンサーとする。培養顕微鏡下でライブイメージングを行い、DNA損傷と細胞周期を高感度・高効率にかつ自動化して検出する画像解析ソフトウェアを開発し、統合解析システムを構築する。DNA損傷誘発あるいは放射線増感効果を持つ抗がん剤候補の薬物を評価し、創薬につなげる。

③武村 祐一郎 講師(近畿大学/理工学部 電気電子工学科)

テーマ:「大気圧プラズマジェットによる食品の滅菌」

概要:代表的な食品の滅菌方法は高温加熱であるが、風味や栄養成分の維持の点で過熱が適さない場合が多く、それ以外の手法が必要となる。酸、アルカリ、薬品、紫外線、低温などが知られている。しかし食材によっては、付着細菌量が非常に多くそれらの方法では効果が不十分であったり、風味の劣化が生じたりしている。今回、大気圧プラズマジェットによる滅菌を香辛料に適用し良好な結果が得られたので、その効果とメカニズムを説明する。

④西垣 勉 准教授(近畿大学/生物理工学部 人間工学科)

テーマ:「圧電高分子材料によるセンシング/アクチュエーションと能動的振動・音響制御」

概要:ポリフッ化ビニリデン(PVDF)に代表される厚さ数十ミクロンの圧電高分子材料を、センサおよびアクチュエータの両方として用いる、能動的振動・音響制御法について解説する。特に、センサ/アクチュエータを構造物と一体化させて設計するスマートストラクチャーの概念や、圧電高分子材料(圧電フィルム)の特性と応用、柔軟構造物の振動制御法の提案と検証実験結果、騒音制御への展開、最近話題の環境発電などに関連付けて説明する。

⑤米津 亮 准教授(大阪府立大学/総合リハビリテーション学部)

テーマ:「障がい児の体幹-足部運動連鎖型補装具の開発」

概要:補装具は,障がい児の足の支持機能の補完と変形・拘縮の予防を兼ね備えた福祉用具です。その一方,関節運動が著しく制限された構造であり,運動を円滑に行いにくい側面も有する。このような問題に対し,関節運動の制御機構を盛り込んだ新しい補装具の開発に関する取り組みを紹介する。

⑥山崎 哲生 教授(大阪府立大学大学院/工学研究科)

テーマ:「海底鉱物資源開発による新産業創生」

概要:金属、石油・天然ガス等の原材料やエネルギーのほぼ全量を輸入に依存する日本が、近い将来自主開発できるものとして、海底熱水鉱床、マンガン団塊、レアアース泥、メタンハイドレート等が挙げられる。これらについて概説するとともに、海底鉱物資源開発を海洋新産業にしていくための要点を紹介する。


参加申し込み

出欠登録

参加費用

  • 会員参加費用 : 無料
  • 一般参加費用 : 無料 (交流会参加の方は3,000円)
  • 体験参加費用 : 無料



お問い合わせ

姫路商工会議所内

はりま産学交流会事務局

Tel.079-223-6555 Fax.079-288-0047

E-Mail info@sangaku.jp

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