meeting27-8
2015年8月創造例会レビュー
兵庫県立大学 内田勇人先生
「高齢者の生活支援を考えるには自宅にこもるのではなく外出を促すことが重要であるということが分かりました。」
鳥取大学 竹森史暁先生
「車いすロボットが実際に販売されると福祉業界が変わるのではないかと思いました。」
神戸大学 黒木修隆先生
「講演の中で超解像度技術を実際にデモンストレーションして頂きました。」
わいわいとにぎやかな懇親会となりました。
兵庫県立大学 平松直子先生
「ヨモギの機能性、栄養の特性についてご講演頂きました。」
鳥取大学 桜間一徳先生
「マルチエージェントシステムが構築されると大きく世の中が変わっていくのではと感じました。」
はりま産学交流会 副会長 中安豪
「助成金にも色々ありそれぞれの特徴も理解できました。」
和やかな雰囲気で盛り上がりました。
8月創造例会のご案内
- 場所:姫路商工会議所 本館6階( 開会・発表 )
- 日時:平成27年8月21日(金) 受付 12:30 開会 13:00
スケジュール
受 付 12:30~ | 〈605ホール〉 |
開 会 13:00~ | |
発表① 13:15~13:55 | 兵庫県立大学 環境人間学部 環境人間学科 内田勇人 教授 『高齢者に対する生活支援を考える』 |
発表② 13:55~14:35 | 兵庫県立大学 環境人間学部 平松直子 准教授 『ヨモギの機能性・栄養特性に与える収穫時期や加工処理条件の影響』 |
発表③ 14:35~15:15 | 鳥取大学 大学院工学研究科 情報エレクトロニクス専攻 竹森史暁 准教授 『人の移動を支援するロボットの開発』 |
5分休憩 | |
発表④ 15:20~16:00 | 鳥取大学 大学院工学研究科 機械宇宙工学専攻 桜間一徳 准教授 『マルチエージェントシステムの分散制御とその応用』 |
発表⑤ 16:00~16:40 | 神戸大学 工学研究科 電気電子工学専攻 黒木修隆 准教授 『超解像技術の原理と実際』 |
発表⑥ 16:40~17:20 | はりま産学交流会 副会長 中安 豪 『はりま産学交流会 会員企業 活躍のヒミツ公開』 |
交流会 17:30~ | 〈701ホール〉 各講師を中心に交流 |
閉 会 19:00 |
発表内容
①内田勇人 教授
(兵庫県立大学 環境人間学部 環境人間学科)
●テーマ:「高齢者に対する生活支援を考える」
●概要:高齢者の生活を考えた場合、一番の心配は病気や要介護になることだといわれています。今日、要介護になる原因は「認知症」、「脳血管障害」、そして「衰弱」です。こうした高齢者の生活を色々な側面から支援する方策(見守り、筋力補強ほか)について、皆さんと一緒に考えていければと思います。
②平松直子 准教授(兵庫県立大学 環境人間学部)
●テーマ:「ヨモギの機能性・栄養特性に与える収穫時期や加工処理条件の影響」
●概要:ヨモギは薬草や食材としてなじみ深い日本の伝統的ハーブであり、その強い抗酸化性に注目し生活習慣病予防食材としての可能性を探る研究を行って来た。“但馬よもぎ”の収穫時期や加工処理条件が機能性や栄養特性に与える影響を示し、伝統的な加工方法(食文化)には理にかなった意味があることを紹介する。
③竹森史暁 准教授(取大学 大学院工学研究科 情報エレクトロニクス専攻)
●テーマ:「人の移動を支援するロボットの開発」
●概要:本講演ではおもに①階段移動可能な電動車椅子と、②車椅子利用者の移動支援を目的とするロボットの2種類のロボットの開発の現状について解説します。このような人の移動を支援する機能をロボットで実現するための機構の工夫や制御手法、センシング技術について説明します。
④桜間一徳 准教授(鳥取大学 大学院工学研究科 機会宇宙工学専攻)
●テーマ:「マルチエージェントシステムの分散制御とその応用」
●概要:現在、多くの社会システムが大規模化・複雑化するにつれて、分散制御の技術が不可欠になっている。本発表では、柔軟な応用を可能にするために、マルチエージェントシステムという抽象化されたモデルを対象に分散制御の技術の基礎を紹介する。さらに、この技術をロボット群やスマートグリッドに応用し、その有用性を示す。
⑤黒木修隆 准教授(神戸大学 工学研究科 電気電子工学専攻)
●テーマ:「超解像技術の原理と実際」
●概要:近年はスマートフォン、4Kテレビ、監視カメラ、医用撮像機器などにおいて、超解像技術による高画質化が期待されている。超解像とは何か、高解像とは何が違うのか、また原理について講述したあと、その応用方法と限界について解説する。
⑥中安 豪(|はりま産学交流会 副会長)
●テーマ:「はりま産学交流会 会員企業 活躍のヒミツ公開」
●概要:当会も20周年を迎え、補助金の採択や新聞等への掲載など、多くの会員企業において目覚ましい成果が続出しています。今回その成果事例から学ぶと共に、ご本人へのインタビューを交え、成果の出る活動のポイントを明らかにしていきたいと思います。産学交流について新たな気づきを得られると思います。
参加申し込み
お問い合わせ先
姫路商工会議所内
はりま産学交流会事務局
Tel.079-223-6555 Fax.079-288-0047
E-Mail info@sangaku.jp