講師:兵庫県立大学姫路産学連携センター センター長/工学部教授 畑豊氏
産学連携における商品開発事例の基調講演。産学交流における上手な大学の使い方、成功事例並びに失敗事例、ディスカッションによるノウハウ提供。(参加人数33名/会員27名、一般6名)
講師:龍野コルク工業株式会社 社長 片岡孝次氏/株式会社関西技研 社長 石井正人氏 アドバイザー:畑センター長
どういう経緯で補助金交付が決定したのか(神戸市医療分野等研究開発費補助金、兵庫県IT事業化補助金)の解説、科学技術事業団の「委託事業資金」の紹介と活用メリットの説明、申請から活用までを実例に基づいて学ぶ、ディスカッションによるノウハウ提供。(参加人数33名/会員29名、一般4名)
講師:アークハリマ株式会社 社長 柴田和久氏 アドバイザー:畑センター長
素人が成功した「鏡面計」の開発から商品化までを具体的に学ぶ。「産官学」活用法(成功例並びに失敗例)のノウハウ提供。柴田社長の豊富な経験を交えて本音でディスカッションし、事業化のノウハウを学ぶ。(参加人数21名/会員20名、一般1名)
講師:龍野コルク工業株式会社 社長 片岡孝次氏 アドバイザー:畑センター長
我社の商品開発手法についてのノウハウ提供。付加価値の低い発泡スチロールを高付加価値商品に。発泡スチロールを医療分野に参入した経緯。「産官学」との出会いが商品開発の元ネタとなった。(参加人数19名/会員16名、一般3名)
講師:株式会社テクノアドバンス 社長 片岡正氏
「マイ・フォント」開発プロセスと補助金活用についての解説。開発からマーケティングまでの経緯と問題解決手法。ディスカッションによるノウハウ提供。続いて【事業化研究会総論】として、兵庫県立大学姫路産学連携センター長/工学部教授 畑豊氏によるH17年度事業化研究会の総論・反省会。(参加人数27名/会員23名、一般4名)
各講師の方々並びに研究会参加者の協力を得て、約半年間にわたり5回の研究会を終えることが出来ました。第1回の畑センター長の基調講演はあっという間に時間が過ぎ、楽しく商品開発のノウハウを学ぶことが出来ました。第2回は龍野コルク工業㈱片岡社長・㈱関西技研石井社長による助成金の申請から活用手法を実践的に学び、第3回はアークハリマ㈱柴田社長による「鏡面計」の開発から商品化をユニークな内容で研修、第4回は当初㈱サンワードの石田社長による市場開拓のノウハウと成功事例の予定でしたが、体調不良により急遽、龍野コルク工業㈱の片岡社長による「我社の商品開発」を事例で発表していただきました。最終回は㈱テクノアドバンスの片岡社長による「マイフォント」の開発からマーケティングまでを研修し、無事5回の研究会を終了しました。
シリーズを通して感じることは、商品開発から事業化に至るまでのプロセス並びにノウハウを学べたことは貴重な知的財産になり、やはり商品開発から事業化を成功させる最大のポイントは、はりま産学交流会のねらいでもある「関連組織団体の活用」「産官学間のネットワーク創り」「個々の人脈の拡大」などを高めて大いに活用することが成功への近道だと感じました。
【参加者の声】助成金の申請手法が解り、ぜひチャレンジしたい。参加して良かった/開発・商品化の糸口が掴めたような気がします。次年度も参加したい/和気あいあいとした雰囲気で質問もしやすく大変良かった/中身のある内容で人数制限もあったため、人脈の交流に有意義であった。
開発手法の入口からマーケティング手法までを本音で和気あいあいとディスカッションが出来た研究会としては、ほぼ当初のねらいを達成したように感じますが、厳しい見方をすれば5回程度でノウハウがマスターできるものではありません。今回を機会として、今後さらにレベルを高めて継続することが大切だと感じています。(平成18年2月28日 はりま産学交流会 企画副委員長 石井正人)